14th TOYOTA BIG AIR:雑誌「SnowBoarder」オフィシャサルイト

EVENT REPORT 2009-2010 VOL.1

14th TOYOTA BIG AIR

2月27日、今年も真冬夜の祭典「TOYOTA BIG AIR」が開催された。今年はバンクーバーオリンピックの金メダリスト、ピートゥ・ピロイネンをはじめ、5名のオリンピックライダーが出場するということもあり、開場と同時に多くの観客が会場に押し寄せた。
まずは2本ずつ飛び、高いほうのポイントを採用するベストカウント方式で行なわれるクオリフィケーションから上位8名がネクストステージに進むことができる。最初に飛び出したのは、前日の最終予選で本戦への出場権を獲得したジャン・ルカ・カビチェーリ、石川敦士、藤本広海、熊崎圭人だ。ここで石川はFS900をしっかり決め、223ポイントを獲得。このあと、マルク・コスキがCAB900、セップ・スミッツがBS900を決めるも、石川のポイントにはわずか及ばず。首位をキープしたまま2本目へと進んだ石川のすべりに触発されたのか、ピートゥはBSダブルコーク1080で283ポイント、イェロ・エッタラはBS1080で287ポイントをマーク。このポイントは2006年にケビン・ピアースを優勝に導き、今大会最高である290ポイントをたたき出したCAB1080に次ぐ高さ。通常なら次のステージへ上がれるはずのポイントを獲得した石川だったが、2本目にBS900を決めた藤本が231ポイントをマークし、8位の座を獲得。今大会のレベルの高さをうかがわせた。
続くクオーターファイナルは、4つのヒートに分けられたノックダウン方式を採用。第1ヒートはクオリフィケーション8位抜けの藤本と1位のイェロの対決だ。藤本、イェロのふたりが選んだのはBS1080。確実に決めてきたイェロが次のステージへ勝ち進んだ。第4ヒートでは昨年の覇者ティム・ハンフリーズとオリンピック金メダリストのピートゥが対決。ティムはBS1080で攻めるもポイントは伸びず。クオリフィケーションと同じBSダブルコーク1080を決めたピートゥに軍配が上がった。セミファイナルへ勝ち進んだのはイェロ、セップ、アンティ・アウティ、ピートゥの4名。このラウンドではBS1080を決めたイェロとこだわりのBSダブルコーク1080を繰り出したピートゥが勝ち抜けた。
そしていよいよスーパーファイナル。まずはイェロがBS1080ミュートグラブで281ポイントを獲得。続くピートゥはまたしても完璧なBSダブルコーク1080で288ポイントをマーク。ここで288以上のポイントを出さないと優勝できないイェロはBS1260にトライするも、ランディングでミス。かつてないレベルの高さで接戦が繰り広げられた14回大会。キングオブエアの称号を獲得したのは、最後までBSダブルコーク1080にこだわり抜いたピートゥ・ピロイネンだった。

Result
1,Peetu PIIROINEN 2,Eero ETTALA 3,Antti AUTTI

石川敦士 花火 イェロ・エッタラ ピートゥとイェロ アンティ・アウティ
イェロ 1,Peetu PIIROINEN 2,Eero ETTALA 3,Antti AUTTI
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