2010年3月、新潟県・赤倉シャンツェで今までにないビッグエアコンテストが開催された。3月の最後の週末を思い切り楽しむために、日本のトップライダーたちが妙高に集結した。大会の舞台となった赤倉シャンツェはスキーのノーマルヒルジャンプ台。もちろんスノーボーダーがすべるためには作られていないため、ジャンプ台をスノーボードで飛ぶのはリスクが高過ぎる。そこでランディングをアプローチスロープに使用し、ボトムに雪を盛り、巨大なキャニオンステップアップキッカーを製作することになった。その指揮を執ったのは競技委員長であり、妙高を代表するライダー関貴英。「ライダーが安心して飛べて、ベストパフォーマンスが出せるアイテム」これをコンセプトに、赤倉観光リゾートアルビレックスディガーチームとくまどーディガーチームが協力し合い、アプローチスピード、飛び出しの角度、ランディングの斜度、飛距離など何度もテスト&調整。大会当日にライダーたちの目の前にあったのは日本最高峰のキッカーだった。
予選ジャムセッションが始まった当初は、今までにないアプローチスピードの速さ、ジャンプの大きさにびっくりしていたようだが、1度飛んでしまえば問題なし。むしろ「安全だからなんでもトライできる」と確信したライダー達はどんどんヒートアップ。ダブルコークや1080などそれぞれのスタイルで魅せていた。そんな予選から決勝に勝ち進んだライダーに与えられた優勝を勝ち取るチャンスは1回のみ。ひとりにつき1本のランで優勝者を決めるということだ。「キッカーが大きすぎるから……」というウワサが流れた今回の大会だったが「生きるか死ぬか」「立つか転ぶか」で優勝者が決まる……「DEAD or ALIVE」の本当の意味はここにあった。そんな中、文句なしのパフォーマンスで見事優勝したのは、BS1080をクリーンにメイクした角野友基。この大舞台で15歳とは思えない安定したすべりでを見せ、予選から表彰台のトップまで登りつめ、見事賞金50万円を手に入れた。
ライダー達がベストパフォーマンスが出せる大会は日本でも数少ない近年。この大会は間違いなくそライダーが出たい思える価値のあるものになった。来シーズンはスキー発祥100周年。さらにパワーアップしたDEAD or ALIVEが今から楽しみだ。
Result
1st Yuki KADONO
2nd Shimaya JIN
3 rd Hiroki KISHIMOTO
Best Trick
Takato TANIGUCHI
Fs Double Cork 900
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