DATE : 2011.1.29-30 PLACE : @NISEKO HANAZONO / HOKAIDO
当日の朝は強風の状態が続くものの、青空が見え視界も良好だった。しかし晴天もつかの間。本戦が始まるにつれ天候はどんどん悪化していく。風はさらに強まり視界もわずか数メートルまで先しか見えない。降りしきる大雪は短時間でパイプのボトムを覆い、コンテストの進行を大いに妨げた。そのため大会スケジュールも、予選→上位進出者で決勝という本来のやり方から、エントリー選手全員による2本ベストポイントという形式に変更された。選手たちは極寒の中何度もウェイティングを強いられ、視界がよくなる一瞬のスキにスタートし、ハイレベルなすべりを見せなければならなかった。そんな状況でも安定したすべりで会場を沸かせていたのはナショナルチーム所属の実力者達だった。ボトムにたまる雪でエアターンすら困難な状況の中、工藤洸平はスタイリッシュなハイエアを連発。安定感抜群の技ありスピンも織り交ぜて見事男子優勝の座を勝ち取った。続いて同じくナショナルチームである細川孝介もまたガマンのすべりを貫き2位入賞。ポイント獲得を狙う若手ライダーがひしめく女子の部では、地元・北海道出身の松本遥菜が栄冠を勝ち取った。コンディションの悪い中でも自分の経験値を生かし、最後まで集中力を切らさなかったライダーが勝利を手にした結果となった。翌日には、BAGJUMP MANIAという一風変わったジャンプコンテストが開催された。着地地点には雪のかわりにマルチ・チェンバー・エアバッグ(空気入の巨大な袋)を設置。「バグジャンプ」と言われるこの安全なシステムを用いた大会は、日本国内では初めてとなるみだ。前日に引き続き天候も悪く視界も不良だったが、着地が安全と分かれば話は違う。大会は5クラスに分けられ、各クラスごとに上位3位まで表彰。さらには各クラス上位入賞者の中からオーバーオールでも順位を決定するという形式で行なわれたが、リザルトを気にした重苦しい雰囲気は一切なく、選手達は皆リラックスしてテクニカルな技にトライしていた。男子のオーバーオールでは嶋谷仁が、スタイル全開のバックサイドロデオなどを繰り出して見事優勝。女子の部ではメンズ顔負けのエアをみせた佐藤亜那が初代女王に輝いた
Text by Kazuya DOMAE
Result
FIS JAPAN CUP 2011 MEN
1.Kohei KUDO 2.Kosuke HOSOKAWA 3.Taku HIRAOKA
FIS JAPAN CUP 2011 WOMEN
1.Haruna MATSUMOTO 2.Misa HONDA 3.Rika HATTA
BAG JUMP MANIA 2011 MEN
1.Jin SHIMAYA 2.Kosuke HOSOKAWA 3.Shuhei SATO
BAG JUMP MANIA 2011 WOMEN
1. Aya SATO 2. Hikaru OOE 3. Mutsumi KONNO
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |